書誌情報

集英社コバルト文庫

死にかけ聖女と皇帝の帰還

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著者

著:藍川竜樹イラストレーター:加々見絵里

あらすじ・概要

ブルグ帝国辺境の修道院で働く<紅の聖女>ルチア。奇跡を起こすと評判のルチアだが、実はその力は偽物。修道院存続のために奇跡を演出し、聖なる血と称して自分の血を絞り取るせいで常に貧血状態だった。そんな時、皇子クラウディオに拉致されてしまったルチア。彼から、病にふせる教皇の見舞いのためにルチアが必要だと頼まれ、2人は教皇国に乗り込むことに…!? 激動のヒストリカルラブ!

序章 罪の選択
第一章 死にかけ聖女と、五十八人の軍団
第二章 神の国の迷い人(ペテン師)たち
第三章 嘘で塗り固めた真実
第四章 聖女の奇跡
終章 皇帝の帰還―そして少女は歴史を作る―
あとがき