書誌情報
集英社文庫(日本)
僕らだって扉くらい開けられる
著者
あらすじ・概要
最弱超能力者たちの、最強エンターテインメント!
触らずものを動かせる……ただしこれだけ。(約10cm)
こんな役に立たない能力(ちから)、なくてもよくない?
もしも突然「超能力」に目覚めたら? 誰もが抱いたことのあるそんな妄想が、現実になってしまった5人。でもその能力は「触らず物を動かせる(ただし10cmだけ)」、「相手を金縛りにできる(ただし自分の頭髪が抜ける)」といった、役立たずなものばかり。そんな彼らが、謎の誘拐事件に巻き込まれ……。さえない僕らだって、きっとできることがある! "最弱"超能力者たちによる"最強"エンタメ小説。