書誌情報

集英社文庫

雨の降る日は学校に行かない

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著者

著:相沢沙呼

あらすじ・概要

保健室登校をしているナツとサエ。二人の平和な楽園は、サエが“自分のクラスに戻る”と言い出したことで、不意に終焉を迎える――(「ねぇ、卵の殻が付いている」)。学校生活に息苦しさを感じている女子中学生の憂鬱と、かすかな希望を描き出す6つの物語。現役の中高生たちへ、必ずしも輝かしい青春を送って来なかった大人たちへ。あなたは一人きりじゃない、そう心に寄り添う連作短編集。

ねぇ、卵の殻が付いている
好きな人のいない教室
死にたいノート
プリーツ・カースト
放課後のピント合わせ
雨の降る日は学校に行かない