書誌情報

集英社文庫

"天才ハッカー安部響子と2,048人の犯罪者たち"

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著者

著:一田和樹

あらすじ・概要

都内の高校に通う希美は、ロボットのような受け答えをする風変わりな同級生・佐野良子が気になって仕方ない。美人だが変人の彼女にちょっかいを出すうち、親しくなってゆく。良子は希美が持つパソコンに興味を抱き、部屋に入り浸るようになり──。インターネット黎明期、のちの天才ハッカーがいかに誕生したか、そして現代、彼女と次世代の天才の邂逅と活躍を描く、青春サイバーサスペンス。

プロローグ 二〇一七年
第一部 佐野良子 二〇〇三年
第一章 岩倉希美の奇妙な友人 二〇〇三年 春
第二章 正義の味方 デスク氏事件 二〇〇三年 初秋
第三章 マルウェアの罠 二〇〇三年 初秋
第二部 鈴木沙穂梨 二〇一六年
第四章 ダークウェブのクラウド・メイズ 二〇一六年 初秋
第五章 広告配信システムと脆弱性の罠 二〇一六年 初秋
第六章 ガーゴイル奨学生プログラム 二〇一六年 晩秋
第三部 交差路
第七章 ガーゴイルは世界を変える 二〇一六年 冬
第八章 旅立ち 二〇〇四年 春
第九章 卒業 二〇一七年 春
エピローグ
謝辞
用語解説