書誌情報

集英社文芸単行本

明日、世界がこのままだったら

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試し読み

著者

著:行成薫

あらすじ・概要

目覚めると、世界に二人きりとなっていたサチとワタル。二人の部屋はいびつにくっつき、誰もいない街は静まり返っていた。そして不意に現れた管理人を自称する女に、ここは生と死の「狭間の世界」だと告げられる。二人の肉体は、今まさに死を迎えようとしている、と――。そのまま「完全なる死」を迎えるはずだった二人だが、奇跡的に現実世界へ戻るチャンスが訪れる。残酷な選択とともに。私は、俺は、何のために、誰のために生きるのか。生きることを真摯に見つめるエモーショナルな長編小説。

狭間の世界(1)
伊達恒――傲慢 pride
狭間の世界(2)
久遠幸――傲慢 pride
狭間の世界(3)
伊達恒――憤怒 wrath
狭間の世界(4)
久遠幸――憤怒 wrath
狭間の世界(5)
伊達恒――暴食 gluttony
狭間の世界(6)
久遠幸――暴食 gluttony
狭間の世界(7)
伊達恒――嫉妬 envy
狭間の世界(8)
久遠幸――嫉妬 envy
狭間の世界(9)
伊達恒――怠惰 sloth
狭間の世界(10)
久遠幸――怠惰 sloth
狭間の世界(11)
伊達恒――色欲 lust
狭間の世界(12)
久遠幸――色欲 lust
狭間の世界(13)
伊達恒――貪欲 greed
狭間の世界(14)
久遠幸――貪欲 greed
狭間の世界(15)
伊達恒――救済 salvation
狭間の世界(16)
久遠幸――救済 salvation