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文学全集

完訳ファーブル昆虫記 第4巻 下

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あらすじ・概要

ミツバチは敵を刺すとなぜ死んでしまうのか。ファーブルがこれまで発表したハチの研究をさらに確信をもって論じます。ハチは今回で最後。『昆虫記』初登場のカミキリムシの観察が面白い。木の幹の中でどのように幼虫が育っていくのか興味津々。

【目次】
10章 ドロバチの狩り――筒状の空間を利用して巣を造る狩りバチ
(標本図・ジンケイドロバチ、オウシュウハムシドロバチ)
11章 ミツバチハナスガリ――ミツバチの暗殺者
(標本図・ミツバチハナスガリ)
12章 ジガバチの狩りの方法――獲物が異なっても変わらない麻酔術
(標本図・アラメジガバチ)
13章 ツチバチの狩りの方法――獲物の弱点を一撃する
(標本図・フタスジツチバチ)
14章 ベッコウバチの狩りの方法――クモの毒牙を無力化する
(標本図・オビベッコウ、ドウケオビベッコウ)
15章 私への反論と、それへの返答――狩りバチの本能についてのまとめ
16章 ハナバチの毒――ミツバチの毒を使った実験
(標本図・セイヨウミツバチ)
17章 カミキリムシ――木の幹に住む幼虫
(標本図・ミレスカシミヤマカミキリ、ミレスカシミヤマカミキリの終齢幼虫)
18章 キバチ――樹木に卵を産むハチ
(標本図・クロミヤマカミキリ、オウシュウキバチ)