書誌情報
集英社オレンジ文庫
小説 初めて恋をした日に読む話
著者
あらすじ・概要
塾講師の仕事も婚活もドン詰まりな、春見順子(31歳)。親の期待に応えようとガリ勉づくしの青春時代を送り、東大受験をしたがあえなく失敗。
その後もすべてがパッとしないまま、何かに燃えることのない無為な生活をぼんやりと送ってきた。
そんな彼女の前に突如現れたのは、ピンクの頭をした不良高校生・由利匡平。
父親にも「ダメ」の烙印を押された彼が、「俺を、東大に入れてくんない?」と順子に言ってきたその日から、順子の人生が大激変!?
仕事に猛然と打ち込み始める。
不良高校生、幼なじみで20年近く順子に片思いしてるエリート商社マン、高校時代の同級生で今はヤンキー高校の教師をしている既婚男子・・・に迫られ、
恋のフラグがしっかり立っているのに、まったく気づかない鈍感女子の「初めての恋」とは…!?