書誌情報

小説/戯曲

生成不純文学

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著者

著者:木下 古栗

あらすじ・概要

読書芸人も賞賛!
異才が放つ、待望の最新短篇集。
蔵出し未発表作品も収録。
文学の最極北がここにあり!


デビューから12年を迎え、他の追随を許さない独自の作風がじわじわと浸透し、近年「フルクリスト」が増殖中。嵌った人は、二度とその世界感から抜け出すことが出来ない、古栗中毒に――。

OL物のAVが気になって仕事が手につかないロシア人宇宙飛行士。宇宙からその視線を首筋に感じる平凡なOLは、ある昼下がり、公園のベンチ裏からノートを見つける。そこには野糞を採取する男の記録が……。(虹色ノート」)。
ほか、「人間性の宝石 茂林健二郎」「泡沫の遺伝子」「生成不純文学」の四篇を収録。