書誌情報

小説/戯曲

今ひとたびの、和泉式部

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著者

著者:諸田 玲子

あらすじ・概要

「わたくしは恋をしようと思います。たとえ浮かれ女と蔑まされようとも」
謎多き和泉式部の生涯を、新たな視点から描いた長編歴史小説!

恋愛遍歴を重ね、恋多き女と言われた和泉式部だが、それには切ないわけがあり……。
最初の夫との理不尽な別れと、幾人かとの恋愛。そして政の政略による二度目の結婚。謎に包まれた死――。
和泉式部の養父である大江匡衡と赤染衛門の娘・江侍従は式部に魅せられ、「和泉式部物語」からあえて省かれてしまった真実を探ろうと奔走し、そして辿りついた、恐ろしくも悲しいその生涯とは――。