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小説/戯曲

天に星 地に花

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著者

著者:帚木 蓬生

あらすじ・概要

久留米藩領井上村。大庄屋高松家の総領・甚八と弟の庄十郎は父に連れられ、数千と集まる百姓たちの姿を目の当たりにする。
突然下った年貢の増徴と夫役。百姓たちの怒りに火がついたのだ。
天地を揺るがすような一揆寸前、稲次因幡家老が百姓救済を申し出て、一揆は回避されるが――。
時が経ち、甚八は家督を継ぎ、庄十郎は自らの病をきっかけに医師の道を志す。
黄金色に輝く稲穂、田植え唄、雨乞い、火祭。筑後平野に息づく、さまざまな人生の哀歓を描きつくす感動長編。