書誌情報

随筆/ノンフィクション/他

発達障害を生きる

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

著者

著者:NHKスペシャル取材班

あらすじ・概要

いま、多くの人が「発達障害」に関心を抱き、受診希望数も増えている。
当事者の声に耳を傾け、専門家による知見や海外の事例を紹介して、大きな反響を呼んだ生放送「NHKスペシャル 発達障害 ~解明される未知の世界~」をもとに書き下ろし、私たちが知るべき事柄についてやさしく解説した決定版。

目次(一部)
はじめに

1 知られざる「感覚過敏」の世界
当事者中心のスタジオゲスト
発達障害の3分類とは?
光や水が苦手。当事者が語る「感覚過敏」
道で話すと相手の声は騒音にかき消される
スーパーマーケットの冷蔵棚がうるさい
感覚過敏がコミュニケーションの問題を引き起こす
シミュレータで自閉スペクトラム症の人の世界を体験
感覚過敏にやさしいスタジオセットにつくり直した
刺激を減らして買い物を楽にするクワイエット・アワー ほか
コラム1 感覚の困りごと─軽減する具体策

2 ADHDと学習障害の当事者に見えるもの
どうしても忘れ物をしてしまう女の子
「だらしない」と言わないで
教科書を音読できない男の子
文字が文字だと認識できない
対応できると、自分を受け入れられる ほか
コラム2 苦手なこととの向き合い方

3 二次障害のこわさ
発達障害が引き起こす、さらなる困難
発達障害「あるある」を共有する
「普通」が正しいわけではない
発達障害の当事者同士で集まることの意義 ほか
コラム3 「定型発達症候群」という考え方

4 発達障害を抱えながら働く
独特の個性を活かしてグローバル企業に就職
レゴを使って「快適エリア」をつくる
社交的でないと就職できないのは、仕組みがおかしい
発達障害の人の雇用がグローバル化や人材不足を乗り越える鍵になる
一緒に働いて人生が変わった
カミングアウト、する? しない?
特性を理解し、受け入れることから ほか
コラム4 発達障害を「堂々と」生きる

おわりに

主要参考文献