書誌情報

集英社文庫

町を歩いて、縄のれん

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著者

著:太田和彦

あらすじ・概要

好きで始めた居酒屋探訪。さすがに昔のように毎晩通うことはなくなったが、馴染みの店はたくさんある。旅に出るのも億劫なときは近場を散歩。ふらりと入った店で掘り出し物を見つけたり。映画や演劇観賞は今でも一番の趣味。人生まだまだ楽しめそうだ──古希を迎えた著者が、日常にあるささやかな幸せをつづった「サンデー毎日」連載のエッセイに、美麗な写真を添えたオリジナルカラー文庫デジタル版。

山に通った頃
宝田明デー
大映撮影所の絶頂期
名代寿司と今年の運勢
居酒屋の第三世代
銀座でカキフライ
わが演劇遍歴
バー「サンボア」の百年
オールドノリタケとCD
仙台、勾当台公園
京都、春の貝
京都、白川の柳
京都、前衛の館
京都、河原で仰ぐ星空
資生堂の美学を訪ねて
掛川を歩く
緑を全身に浴びて
神戸三宮飲み歩き
ジャズの街、神戸
舞子の浜と孫文
明石、日本一の立ち飲み
初夏の銀座逍遥
東京ベル・エポック 他