書誌情報
集英社文庫
十津川警部 坂本龍馬と十津川郷士中井庄五郎(十津川警部シリーズ)
著者
あらすじ・概要
東京の会社員梶本が、自宅で刺殺された。歴史研究会会員の彼の日記には、京都で十津川郷士中井庄五郎を知り、奈良十津川村へ行ったと書かれていた。捜査にあたる十津川警部は、庄五郎に惹かれた被害者の思いを探ろうと京都へ。庄五郎の墓が、坂本龍馬の墓に寄り添うように建つのを見て……。明治維新直前に死んだ幕末の志士たちを巡る歴史の闇が、驚愕の殺人を呼ぶ!? 長編歴史&旅情ミステリー。
第一章 君は中井庄五郎を知っていますか?
第二章 十津川村と明治維新
第三章 「奇は貴なり」
第四章 小説「奇は貴なり」の続き
第五章 「奇は貴なり」の続きと事件
第六章 「奇は貴なり」の終章
第七章 若き志士と現代の若者たち