書誌情報

集英社インターナショナル

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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著者

著:川内有緒

あらすじ・概要

全盲の白鳥建二さんは、年に何十回も美術館に通う。「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」という友人マイティの一言で、アートを巡る旅が始まった。絵画や仏像、現代美術を前にして会話をしていると、新しい世界の扉がどんどん開き、それまで見えていなかったことが見えてきた。アートの意味、生きること、障害を持つこと、一緒に笑うこと。白鳥さんとアートを旅して、見えてきたことの物語。

はじめに
第1章 そこに美術館があったから
第2章 マッサージ屋とレオナルド・ダ・ヴィンチの意外な共通点
第3章 宇宙の星だって抗えないもの
第4章 ビルと飛行機、どこでもない風景
第5章 湖に見える原っぱってなんだ
第6章 鬼の目に涙は光る
第7章 荒野をゆく人々
第8章 読み返すことのない日記
第9章 みんなどこへ行った?
第10章 自宅発、オルセー美術館ゆき
第11章 ただ夢を見るために
第12章 白い鳥がいる湖
エピローグ
みんなでアートを見る
謝辞
掲載作品クレジット