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越境
著者
あらすじ・概要
台湾と日本の国境を越えて過ごした幼年期の回想や越境による喪失感等、アイデンティティをめぐる考察を中心として、不良に憧れた青年時代やケータイを持たない理由、どのように小説を書いているか等、2016年から2019年夏にかけて執筆・掲載されたエッセイの集大成。リービ英雄氏との対談も収録。
曖昧な時代をゆく――序文にかえて
第一章 バナナ人間の悲哀
第二章 みんな祖母に殴られて育った
第三章 わたしはイケてないし、あなたもイケてない
第四章 テキーラ!
第五章 俺たちはなぜ年相応に尊敬されないのか?
第六章 アメリカはビジネスだ
第七章 トーク・イズ・チープ
第八章 作家の幸福
対談 リービ英雄×東山彰良 日本語小説の場所としての「台湾」
あとがき