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トーキョー・キル

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試し読み

著者

著:バリー・ランセット翻訳:白石朗

あらすじ・概要

日本通の著者によるノンストップ・エンターテインメント〈私立探偵ジム・ブローディ〉シリーズ第2弾! 身辺警護を求めて事務所を訪ねてきた旧日本陸軍の男。禅僧で絵師の仙がい義梵の幻の逸品の行方。一見異なる二つの出来事が、秘められた歴史とつながる。横浜中華街、フロリダ、バルバドスと各地を縦横に駆け巡り、知られざる日中戦争の歴史の闇に迫っていく――。解説・杉江松恋。アメリカ私立探偵作家クラブ賞(シェイマス賞)最優秀長篇賞最終候補作。フォーブス誌のアジア諸国首脳の必読書選定。

第一日 三合会
第二日 戦争の谺
第三日 手錠をかけられて
第四日 包囲
第五日 追跡
第六日 〈黒い風〉
第七日 “一度きり”のおわり
第八日 新たな悪魔
第九日 二倍の困難
第十日 快楽殺人者
第十一日・第十二日 ゲリラたちとカバの群れ
第十三日 チョークポイント
エピローグ
着想
真実性について
解説 杉江松恋