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文学全集
完訳ファーブル昆虫記 第9巻 下
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あらすじ・概要
創業記念企画全20巻中第18巻目。奥本大三郎氏のわかりやすい翻訳、原書にはない写真、イラスト、脚注、訳注を充実。今巻は星座にまでその名が記されるほど民衆の想像力を駆り立ててきたサソリの生態。
【目次】
15章 イナヅマクサグモ――草むらに張られる迷宮(ラビリンス)状の糸
(標本図・イナヅマクサグモ)
16章 クロトヒラタグモ――石の裏に絹の巣を紡(つむ)ぐ織姫(おりひめ)
(標本図・クロトヒラタグモ)
17章 ラングドックサソリ――サソリの飼育
(標本図・ラングドックサソリ、クロサソリ)
18章 ラングドックサソリの食物――大食と断食
19章 ラングドックサソリの毒――毒が効く虫と効かない虫
20章 ラングドックサソリの毒の効き目――獲物によって毒への耐性(たいせい)が異なるのはなぜか
21章 ラングドックサソリの恋――雌雄(しゆう)の出会い
22章 ラングドックサソリの結婚――恋人たちのそぞろ歩き
23章 ラングドックサソリの家族――母親の背中に乗る子供
24章 ハカマカイガラムシ――体の中に子を宿す蝋(ろう)に覆(おお)われた小さな虫
(標本図・ハカマカイガラムシ〔雌・雄〕)
25章 ケルメスタマカイガラムシ――母親の体内で育つ幾千もの子供
(標本図・ケルメスタマカイガラムシ〔雌・雄〕)