書誌情報
集英社オレンジ文庫
ナイトメアはもう見ない夢視捜査官と顔のない男
著者
あらすじ・概要
「硝子。……あんたはそのままでいてな」。
そう言っていた、先輩捜査官の川上未和は行方をくらませてしまった。
夢で他人の記憶を見る異能を持つ“夢視者”の笹川硝子は、特殊捜査官として京都府警に勤めていた。
遺体に触れるとその者の死の瞬間を追体験できる能力を活かし、事件を解決に導いている。
そんな中、同じ特殊捜査官で先輩でもあった川上未和が、硝子に「ナイトメアはもう見ない」という謎のメッセージを残して行方不明になってしまう。
さらに以前、夢視捜査をする際に使用する薬品L-pxが紛失したことがあり、
未和が持ち出したという疑惑がかけられていることを知った硝子は、未和の行方を追い始めたが……?
2018年ノベル大賞佳作受賞作!