書誌情報
集英社オレンジ文庫
きみは友だちなんかじゃない
著者
あらすじ・概要
高校入学直後、カフェ《リング・リング・リング》でアルバイトを始めた小森凛は、週3ペースでバイトに打ち込んでいる。
今でこそバイト仲間になれたけど、中学時代に知り合った大学生・岩倉祐に憧れ、受験に合格したら同じお店で一緒に働いて、いつか告白したい――そんな想いを抱いてきたのだ。
ある日、凛はついに「岩倉さん、付き合ってください!」と勇気を振りしぼって告白。
ところが、なぜか目の前にいたのは、不良と噂される隣のクラスの強面男子だった!
おっかない風貌で「岩倉は俺」と言い張る彼に気圧されて、メッセージアプリのIDを交換してしまった凛。
告白相手を間違ったことを言い出せないまま、強面男子・岩倉大悟とメッセージのやり取りをすることに。
長~いプロフィールに天気予報、星占い――噛み合わないメッセージばかりが送られてきて頭を抱えるけれど、
強面の下に隠された思いがけない素顔を知るうちに、凛の中で大悟の存在が大きくなりはじめて……!?
“告白間違い”から始まるドキドキ・ロマンチックコメディ!