書誌情報
集英社オレンジ文庫
穢れの森の魔女黒の皇子の受難
著者
あらすじ・概要
グリフィス王国第二王子エドワードとミアが結婚した。初恋の人と結ばれるなんて、これ以上の幸せがあろうか?
そんな幸福の絶頂のさなか、ミアは呪いを受けた。それは「恋しい人と結ばれることはできない」という残酷な呪い……。
エドワードに微笑みかけたいのに顔はこわばり、駆け寄りたいのに足がすくむ。もともと感情を豊かに表現する娘だったミアは別人のようになりエドワードは失望し……。
すれ違いの日々はついに、ある悲劇を招く。エドワードの妹、フランセットが殺されたのだ。その犯人の嫌疑をかけられたミアは、国を追われて…!?
腹心の騎士キリアンらを伴い、ミアは故郷であるレイトリンを目指して一路、北へ向かう。故郷でミアたちを待ち受けていたものとは? そして、明かされる呪いの秘密、ミアの真実の愛の行方は…!?
守りたいものがある者だけが、この運命を超えていく……! 炎のような少女のロマンティック・ファンタジー第二弾!