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書誌情報

JUMP jBOOKS

チェンソーマンバディ・ストーリーズ

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著者

原作:藤本 タツキ小説:菱川 さかく

あらすじ・概要

『チェンソーマン』待望の初小説!
自称名探偵・パワーと、助手・デンジが挑む怪事件!? 相棒だった頃の岸辺とクァンシ、その関係とは!? 姫野とアキ、その出会いと二人での初任務の行方は!?
以上、「バディ」をテーマにした三つの物語に、ボーナストラックとして、デンジ・パワー・アキの、夢の江の島旅行も収録。漫画では読めない全編完全オリジナルストーリー!
藤本タツキ描き下ろしのカラーピンナップは、若き日の岸辺&クァンシ!

【名探偵パワー様と助手のデンジ】
マキマから指令を受けたデンジとパワーが向かったのは、人里離れた山奥の屋敷。
宿泊施設であるその屋敷では、悪魔の仕業と思しき事態――客や従業員が相次いで失踪する事件が起こっていた。
テレビで見た探偵アニメに影響を受けたパワーは「名探偵」を自称し、デンジを無理やり「助手」に任命。
居合わせた民間のデビルハンターたちを尻目に、傍若無人な捜査活動を開始する。

【九年ものの味わい】
公安で岸辺とクァンシがバディを組んでから、間もなく九年。今日も岸辺の誘いをクァンシはすげなく断る。
そんな折、クァンシが見習いデビルハンター・ミナミの教育係につくことになる。
クァンシは彼女を気に入りトレーニングでも甘やかすが、岸辺はミナミがデビルハンターに向いていないことを案じる。
やがて、悪魔の出現情報が入り、三人は現場へ急行するが――。

【バディになった日】
家族への墓参りを終えたアキは、自身が姫野と出会った頃の記憶を思い起こしていた。
悪魔との戦いの中で何度も仲間を喪った姫野にとって、アキは六人目のバディだった。
二人は初任務として、正体不明の悪魔による連続殺人が発生している団地に派遣される。
アキは銃の悪魔への復讐に燃えるあまり、一見したところ不真面目な姫野への苛立ちを隠せず……。

【夢の江の島】
デンジは気づくと電車の中にいた。
ぼんやりした頭で、旅行の最中――パワー、アキ、マキマとともに、江の島へ向かう途上だったことを思い出す。
名物のソフトクリームを食べ、神社で願い事をし、浜辺で遊び、江の島を満喫する早川家の面々。
しかしデンジには、何か大事なことを忘れているような違和感があって……。