書誌情報
集英社新書
保護者のためのいじめ解決の教科書
著者
あらすじ・概要
保護者がいじめの相談をしても、学校が全く頼りにならないという事案が増えている。
背景には、激務による教師の疲弊があり、中にはいじめ被害を訴える親を
「モンスターペアレント認定」してクレーマー扱いし、いじめを放置する学校も珍しくない。
しかし、教師の心理と学校組織の力学を知れば、学校や教育委員会を動かすこともできる。
6000件ものいじめ相談を受けてきたNPO代表による、タテマエ抜きの超実践的いじめ解決アドバイス。
【目次】
第1章 学校から「モンペ」認定されない方法
第2章 【ケース別】モンペ認定された後の対処法
第3章 9割の親が気づかない、いじめの「兆候」
第4章 いじめについての誤解 私立校・警察・弁護士
第5章 探偵調査とはどのようなものか
第6章 子供のいじめは大人の模倣だ
【著者プロフィール】
阿部 泰尚(アベ ヒロタカ)
1977年、東京都生まれ。NPO法人ユース・ガーディアン代表理事、T.I.U.総合探偵社代表。
2004年、探偵として初めて子供の「いじめ調査」を受件。
以降、6000件にも及ぶいじめ相談を受け、関係各所が動きが取れない状態であった400件で収束・解決に導く。
著書に『いじめと探偵』がある。