書誌情報
集英社文庫(日本)
和三郎江戸修行開眼
著者
あらすじ・概要
「生きるんや」斬らない強さを求めて、ついに江戸へ──。
坂本竜馬、吉田松陰、横井小楠……。その傍に岡和三郎あり!
幕末青春ロマン、白熱の第二弾!
ああ、良きかな、青春のおののき。縄田一男氏絶賛! いきなり文庫!
浜松城下で坂本竜馬と別れ、岡和三郎は幕末の東海道を一路、江戸に向かっていた。越前野山藩から命じられた脱藩密行の上での剣術修行。宇津谷峠の雨宿りで横井小楠と出くわし、酒を呑んではからみ半分のご高説をうかがいながらの道中となってしまう。若き剣客の心を時にはあたため、時には奮い立たせる出会いはさらに彼を成長させていくのだった。傑作青春時代シリーズますます熱い第二弾。