書誌情報
集英社文庫(日本)
日報隠蔽自衛隊が最も「戦場」に近づいた日
著者
あらすじ・概要
安倍政権の嘘を暴く──。
防衛大臣、防衛次官、陸上幕僚長を辞任へと追い込んだ第18回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞作
「戦闘」か「衝突」か。陸上自衛隊が国連PKOに派遣されたアフリカ・南スーダンで内戦が勃発。政府は派遣を維持し、計画していた「駆けつけ警護」任務を付与するため、現地の状況を記した「日報」を隠蔽し続けた。しかし、"噓"は2人のジャーナリストによって暴かれ、防衛大臣は辞任、自衛隊は撤収に追い込まれた。在野のジャーナリストと前線の新聞記者がタッグを組んだ、調査報道の新境地。