書誌情報
集英社文庫(日本)
桜色の魂チャスラフスカはなぜ日本人を50年も愛したのか
著者
あらすじ・概要
「極限の華。いまだ散らず」北方謙三/解説
1964年東京オリンピック「体操の名花」ベラ・チャスラフスカの知られざる激動の生涯と、日本人との魂の交流を追う、迫真のノンフィクション
1964年の東京五輪で「体操の名花」として日本中を魅了したチェコスロバキアのベラ・チャスラフスカ。金メダリストとしての華やかさとは裏腹にその生涯は苦難の連続だった。母国からの迫害による長い隠遁生活から復活するも、直後に私生活での悲劇が襲う。極限においてもアスリートとして、人間として、不屈の精神で自由への信念を貫いたベラを支えた日本人との「魂」の交流を追うノンフィクション。