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書誌情報

集英社文庫(日本)

漂砂の塔 下

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著者

著者:大沢 在昌

あらすじ・概要

冒険小説の真骨頂がここに。日本 中国 ロシア 入り乱れる果てしなき欲望 ラストに待ち受ける闇深き真相とは──。

北方領土の春勇留島で、石上は決死の潜入捜査を続けていた。島の最高責任者パキージン、美人女医タチアナ、ナイトクラブのボス・ギルシュ、中国人の警備主任ヤン……九十年前の大量殺人事件との奇妙な関連を糸口に、事件関係者にあたるが、謎は深まるばかり。エネルギー戦略上、重要な離島で、ロシア・中国・日本それぞれの陰謀が蠢く。果たして、闇深き真相とは。一気読み必至の超弩級冒険小説!