書誌情報
集英社文庫(日本)
ごめん。
著者
あらすじ・概要
おかげさまで大ヒット作連発のカトゲンが贈る、感動の連作短編集!
たった三文字で人はこんなにも喜び、悲しみ、そして怒る──。さまざまなシーンの「ごめん」を切り取った全11話。
吉本佑理は、沈み気味だった。無神経な発言を繰り返すセクハラ上司のせいだ。ある日、そんな上司に対して、毅然とした態度で「無礼です」と返した出入りの配送業者・里村に佑理は好感を持つ。その後距離を縮める二人だったが、小さな噓がきっかけで……(第一話「ひとり道」)。男女の甘酸っぱい“ごめん”や、猫目線のほっこりする“ごめん”など、たった三文字に込められた想いを描く連作短編集。