書誌情報
集英社文庫(日本)
われは歌えどもやぶれかぶれ
著者
あらすじ・概要
ピロリにコロナに熱中症 もう、怖いものはありませんな
やぶれかぶれなシーナの日常
モノカキ人生も40年を過ぎると体のあちこちにガタが出てくる。おかげで長旅はおっくうになるし草野球では長打が打てないし、極悪ピロリ菌や不眠症のせいで若い頃は無縁だった通院が日課に……と、こぼしつつも痛飲はやめられず、シメキリ地獄に身を委ねてせっせと原稿を量産し、食が細くなったことを自覚しながらつい大盛りを頼んでしまう、やぶれかぶれのシーナの日常がみっちり詰まった一冊。