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書誌情報

集英社文庫(日本)

喉の奥なら傷ついてもばれない

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著者

著者:宮木 あや子

あらすじ・概要

ぜひとも不用意に読み始めてほしい、そうして茫然と立ちすくんでほしい──村山由佳(解説より)
人妻たちが抱える欠落と渇望を描く6編。

五歳の娘を叩き、裸にして家の外に出す。かつて私が母親にそうされていたように。そんな日々の中、十七年前に駆け落ちした相手と再会した明日香は……(「天国の鬼」)。二十歳で八十歳の老人と金のために結婚した麻貴は、彼の息子とも孫とも寝ている。しかし旅先で出逢った清らな女学生に目を奪われ……(「金色」)。母の愛とは、正しさとは何なのか。欠落を抱えた人妻たちを描く六つの物語。