書誌情報
集英社文庫(日本)
介護のうしろから「がん」が来た!
著者
あらすじ・概要
母の介護をする娘が「がん」に!
乳がん発覚から術後までの、トホホでどよーんな怒涛の日々をユーモラスに綴る介護&闘病エッセイ。
直木賞作家として第一線で仕事を続けながら、認知症の母親を自宅で介護してきた著者。症状が進行し介護施設に入所させた直後に、自身の「がん」が見つかる。母親を優先した生活で、自分の健康は後回しだった。医師のアドバイスはもちろん、周囲の温かな思いも受けて、納得のいく治療を進めようとする。だが、入院中も母が心配で……。介護と闘病に奮闘する日々を克明かつユーモラスに綴る名エッセイ。