書誌情報

集英社文庫(日本)

漂砂のうたう

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著者

著者:木内 昇

あらすじ・概要

明治10年、根津遊郭。御家人の次男坊だった定九郎は、過去を隠し仲見世の「立番」として働いていた。花魁や遊郭に絡む男たち。新時代に取り残された人々の挫折と屈託、夢を描く、第144回直木賞受賞作。