書誌情報
小説/戯曲
小福ときどき災難
著者
あらすじ・概要
成功ときどき大失敗。悲喜こもごもの群さん流「小さな幸福探し」エッセイ。
大好物の桃の季節になると時々つくる、桃とルッコラのサラダ。
猛暑のなかビーズワックスのラップ作りに挑戦。
コロナ問題で殺伐とした日々でも、近所のウグイスの鳴き声に心を和ませる。
荒ぶる天候、揺れる体調、折に触れて感じる世の中への怒り――ストレスフルな毎日をすこし快適に、すこし楽しく変えてくれる「小さな幸福」を探して、時に成功、時に大失敗の悲喜こもごもを綴る共感必至のエッセイ集。
【著者略歴】
群ようこ(むれ・ようこ)
一九五四年東京生まれ。日本大学藝術学部卒業。広告会社勤務などを経て「本の雑誌社」入社。一九八四年にエッセイ『午前零時の玄米パン』で作家としてデビューし、同年に専業作家となる。小説に『無印OL物語』などの〈無印〉シリーズ、『おたがいさま れんげ荘物語』などの〈れんげ荘〉シリーズ、『今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和』などの〈パンとスープとネコ日和〉シリーズの他、『かもめ食堂』『また明日』、エッセイに『きものが着たい』『たべる生活』『これで暮らす』、評伝に『贅沢貧乏のマリア』『妖精と妖怪のあいだ 評伝・平林たい子』など著書多数。