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書誌情報

翻訳単行本

偶然仕掛け人

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著者

著者:ヨアブ・ブルーム訳者:高里 ひろ

あらすじ・概要

あなたの“偶然”、ホンモノですか?
奇跡を操る者たちの、愛と友情、人生哲学を描きだす

指令に基づき、偶然の出来事が自然に引き起こされるよう暗躍する秘密の存在――それが「偶然仕掛け人」。
新米偶然仕掛け人のガイは、同期生のエミリー、エリックと共に日々業務をこなしていた。しかし、ある日何とも困惑する指令が届く……。
もしもあの時の出会いが偶然じゃなかったら? もしも誰かが自分の人生を操っていたとしたら? そんな“もしも”を物語にした、人口870万人のイスラエルで4万部を飛ばした大ヒット作品。

「ぼくは運命と自由意志の問題に魅了されているんだ」――著者
「カルヴィーノやフィリップ・K・ディックを思わせる」――ジョナサン・キャロル(作家)

【著者略歴】
ヨアブ・ブルーム Yoav Blum
作家、ソフトウェア開発者。デビュー作である本書「 THE COINSIDENCE MAKERS 」は人口およそ870万人のイスラエルで4万部のベストセラーとなり、16ヵ国で版権が取得された。現在は妻、娘とともにイスラエルに暮らしている。(小説でもソースコードでも)何も書いていないときは、「大きくなったら何をしよう」と想像をふくらませている。

【訳者略歴】
高里 ひろ(たかさと・ひろ)
英米文学翻訳家。上智大学卒業。ジェイムズ・トンプソン『極夜 カーモス』『凍氷』『白の迷路』『血の極点』(集英社文庫)、スティーヴ・ロビンソン『或る家の秘密』(ハーパーBOOKS)、シェイン・クーン『インターンズ・ハンドブック』(扶桑社ミステリー)ほか多数。