書誌情報
翻訳単行本
キャット・パーソン
著者
あらすじ・概要
『ニューヨーカー』で発表された表題作がSNSで“炎上”し、
たちまち注目の新星となった作家の衝撃のデビュー短篇集。
スマホのメッセージでもりあがった男と女の
「あるある感」満載のデートの顛末を描く表題作をはじめ、
復讐に燃えるシングルマザー、
理想の伴侶を探し求める王女、
ハンサムな上司に噛みつきたいOL、
魔術であらゆるパワーを身につけようとする女……etc.
わたしたちの欲望の先に待ち受ける、
ダークでファニーな真実をえぐりだす12篇。
【著者略歴】
クリステン・ルーペニアン Kristen Roupenian
バーナード・カレッジを卒業後、ハーヴァード大学で英文学の博士号を取得。その後さまざまな職業を経験したのち、ミシガン大学のMFA(芸術修士課程)創作科に入学。2017年12月、ニューヨーカ―誌に掲載された「キャット・パーソン」がネットでバズり、社会現象に。すぐに数社が本書の権利獲得に名乗りを上げ、最大手サイモン&シュスターが異例の高額前払金で本書の権利を獲得。さらにケーブルテレビ局HBOが本書のシリーズ・ドラマ化を決定、ホラー映画の脚本執筆が決まるなど、たちまち注目の大型新人となる。現在、ミシガン州でガールフレンドと猫とともに暮らしている。