書誌情報
随筆/ノンフィクション/他
挑発的ニッポン革命論煽動の時代を生き抜け
著者
あらすじ・概要
なぜ、人は煽動家(ポピュリスト)に揺さぶられてしまうのか?
日本社会、特に日本型リベラルに足りない「ガチンコの議論」とは?
トランプ旋風、欧州の極右台頭、そして小池劇場まで、
注目度急上昇中の国際ジャーナリストが、テレビでは伝えきれない「ニュースを立体視する知性」を授ける。
「煽動」の正体を知ることでしか、社会の耐性は生まれない!
【目次】
はじめに――新たなる情報戦争の幕開け
第1章 トランプ旋風と煽動政治――9.11からフェイクニュースへ
第2章 欧州とテロリズム――吹き荒れる移民排斥の嵐
第3章 リアリズムなき日本――負け続けるリベラル
第4章 日本人が知らない「日本の差別」――在日・移民・フェミニズム
第5章 日本のメディアに明日はあるか――マスコミの罪とネットの罪
第6章 タブーへの挑戦――パイオニアたちの闘い
おわりに――煽動の時代を生き抜くための個人防衛
【著者プロフィール】
モーリー・ロバートソン
1963年生まれ、米ニューヨーク出身。父はスコットランド系アメリカ人の医師、母は日本人のジャーナリスト。日米を行き来しながら両国の教育を受けて育つ。81年、東京大学とハーバード大学に現役合格。ハーバード大で電子音楽を専攻し、アナログ・シンセサイザーの世界的権威に師事。同大在学中の84年、初の著書『よくひとりぼっちだった』(文藝春秋)がベストセラーになる。91年から98年までJ-WAVEの深夜番組『Across The View』のパーソナリティ。インターネット黎明期からウェブでの発信にも取り組み、2007年には中国のチベットや新疆ウイグル自治区から生放送を行なう。近年は国際ジャーナリストとしてテレビ・ラジオの多くの報道番組や情報番組、インターネットメディアなどに出演するかたわら、ミュージシャン・DJとしてもイベント出演多数。