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空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?ドローンを制する者は、世界を制す

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著者

著者:高城 剛

あらすじ・概要

【「IT革命」の次は、「ドローン革命」がやってくる! 】
2015年、どちらかというと悪い意味で世の中の注目を集めた「ドローン」。ドローンとは、無人操縦できる小型航空機です。性能は「空飛ぶスマートフォン」と言えるほど高機能に進化し、すさまじいスピードで日常生活の中に入りつつあります。
世界各国で、日本で、ドローンを使用した配送実験や実用化がはじまっています。5年先、10年先のビジネスは、「空飛ぶロボット」、ドローンなしでは考えられません。
ドローンを制する者は、世界を制することが可能になる、と言っても過言ではないのです。
そして、その覇権をめぐって、アメリカ、中国、フランスのメーカーが激しく競い合っています。ドローンの覇権を握るのは、いったいどの国なのでしょうか?なぜ、日本から世界に通用するドローンが生まれなかったのでしょう?今後、日本がドローン覇権をめぐる戦いの中で、生き残る道はあるのでしょうか?
ドローンが導く、目前に迫った未来を解き明かす注目の一冊です! !

【この本の特徴】
●2012年から3年半で、30台を超えるドローンを所有し、映像制作やプライベートで活用。 ドローンを知り尽くした高城剛が、実体験とともにドローンが導く未来を解き明かす。
●アメリカの「WIRED」編集長で、『ロングテール』、『フリー』、『MAKERS』などの世界的ベストセラーでも知られるクリス・アンダーソン氏がこれまでのキャリアをすべて捨てて立ち上げたドローンメーカー、3Dロボティクスをはじめ、中国のDJI、フランスのパロット、世界3大ドローンメーカーを著者自らが現地に赴き徹底取材。
●3Dロボティクス創業者のクリス・アンダーソン氏、パロットCEOのアンリ・セドゥ氏や、DJI会長で香港科技大学の李澤湘教授、世界3大メーカーの経営トップにも話を聞いた。
●日本におけるドローン法規制の問題や、ドローン特区の可能性についても解説。
●世界のドローンには大量の日本製部品が使われているのに、なぜ日本から世界に通用するドローンが生まれなかったのか、その背景と問題点を明らかにする。

【著者プロフィール】
高城 剛 (たかしろ つよし)
1964年東京都葛飾区柴又生まれ。日大芸術学部在学 中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受 賞後、メディアを超えて横断的に活動。自身も数多くのメディアに登場し、NIKE、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。2008年より、拠点を欧州へ移し活動。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。著書に『世界はすでに破綻しているのか?』(集英社)『ヤバいぜっ! デジタル日本』『オーガニック革命』(集英社新書)、『グレーな本』(講談社)、『2035年の世界』(PHP研究所)、『人生を変える南の島々』(パブラボ)などがある。