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書誌情報

随筆/ノンフィクション/他

JIN-仁-と学ぶ認知症 「超」早期発見と予防法

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著者

著者:高島 明彦著者:村上もとか

あらすじ・概要

認知症を恐れないために!
『JIN-仁-』の脳外科医・南方仁が認知症研究の第一人者を訪ねて聞く、認知症と脳の仕組み、VRゴーグルを用いた仮想空間で測る認知症の「超」早期発見、そして実践したい日々の予防法。
老化によって脳細胞が破壊される認知症は、人生を重ねる私たちにとって避けられない病気として知られるが、認知症になる要因と経過を正しく知り、超早期に見つけることができれば、重症になってしまう前に対策を立てられる。
そのための鍵となる「VRゴーグルを使った空間ナビゲーション脳機能測定」を南方仁が体験。「スタート地点から2地点を通り、元のスタート地点に戻る」というシンプルな検査内容に秘められた検査効果とは?
今、認知症の常識が変わる!
『JIN-仁-』の作者・村上もとかの書きおろしイラストを収録。


【著者プロフィール】
高島明彦 たかしまあきひこ
1954年長崎県生まれ。理学博士・学習院大学理学部生命科学科教授・MIG株式会社取締役チーフサイエンスオフィサー。87年より米国国立衛生研究所客員研究員、91年より三菱化学生命科学研究所研究員、98年より理化学研究所、2016年より現職。著書に『アルツハイマー病は今すぐ予防しなさい 第一人者が教える脳の守り方』(産経新聞出版)、『淋しい人はボケる 認知症になる心理と習慣』(幻冬舎新書)、『オール図解 30分でわかる脳の不思議 構造から記憶・感情・感覚・運動のしくみまで』(日本文芸社)など多数。

村上もとか むらかみもとか
1951年東京都生まれ。漫画家。72年『燃えて走れ』(週刊少年ジャンプ)でデビュー。82年『岳人列伝』で第6回講談社漫画賞、2011年『JIN-仁-』で第15回手塚治虫文化賞マンガ大賞など受賞多数。著作に『六三四の剣』(小学館)、『龍-RON-』(小学館)、『JIN-仁-』(集英社)、『侠医冬馬』(集英社)などがある。

第一章 認知症を知る
    βアミロイドとタウ、二つのタンパク質がアルツハイマー病の要因に/タウタンパクが蓄積することで脳が縮む/空間を認識する海馬の場所細胞と嗅内野の格子細胞/嗅内野をもっと知ろう!/アルツハイマー病の治療の歴史 他

第二章 脳の仕組みを知る
    人間の脳は、「脳幹」「小脳」「大脳」の三つの要素で構成されている/脳から脳へと情報を伝達する「シナプス」の働き/状況は忘れても感情は忘れない/ボーッとしている時間にも脳は活性化していた 他

第三章 VRゴーグルによる認知症「超」早期発見
    南方仁のVRゴーグル体験/南方先生のVRゴーグルテストの結果判定は/脳機能を改善するサプリメント!?/空間ナビゲーション機能をトレーニングする!?/在宅でもVRテストができるようになる 他

第四章 認知症の危険因子と予防法
    サッカーのヘディングもアルツハイマー病の要因に/糖尿病で、アルツハイマー病発症のリスクが4.6倍に/予防1 食事は栄養バランスをよく考えよう/予防2 ポリフェノールは、βアミロイドタンパクを抑制する/予防3 体を整える/予防4 脳を刺激する/アルツハイマー病とどう向き合うか 他