書誌情報
随筆/ノンフィクション/他
ファッションエディターだって風呂に入りたくない夜もある
著者
あらすじ・概要
モード編集者歴30年のAmy(エイミー)こと龍淵絵美が、
自身の編集者人生を振り返って綴る泣き笑いキャリア物語。
1日約500ワード、日記形式で綴られる新感覚エッセイがここに誕生!
Threadsで話題沸騰の連載「#モード編集者日記」を書籍化!!
「許せない!」「負けたくないの」
おしゃれの最先端をいくモード誌編集部に怒号が響く…。
時は平成、東京某所。物語は、ファッションが大好きな少女だったAmyが、小さな出版社に入社するところから始まる――。
日本のモード界を牽引してきた女侍(ファッションエディター)たちの汗と涙の群像劇。
世界中の女の子が一度は憧れるキラキラした世界の裏側では、プライベート(結婚・出産・子育て)と仕事の両立に苦悩する女たちの、ドタバタと映えない日常があった…!?
〈Contents〉
第1章 『プラダを着た悪魔』(のアシスタント)期
猛烈会社員時代。小さな出版社に新卒採用の後、『フィガロジャポン』編集部に転職。煙草の煙にまみれ、ハイブランドを着て深夜残業の日々。
第2章 出産・キャリアのお悩み期
なんとか結婚、出産するも、思ったより大変な育児とモード編集者業の両立に四苦八苦。フリーになったり、『エル・ジャポン』編集部と契約したりと、出たり入ったり悩ましい時期。
第3章 キャリアしゃがみ期
やっぱりフリーランスエディターとなり、育児に支障をきたさない範囲で働くこととする。この間に子供たちの学校を移し、来るべき日に備え体制を整える。
第4章 再び立ち上がる
2016年『エル・ジャポン』ファッション マーケティング ディレクターとして再契約。子育てのため抑えていた仕事を徐々に増やし始める。
第5章 コロナと更年期、再生までの道のり
2020年から始まったコロナ禍、2022年実父の死、そこに更年期も相まって、人生最大気持ちの落ち込み期。
第6章 モードな女たち列伝
自分語りに飽き足らず、平成、令和を駆け抜けたファッション業界のレジェンドたちの話を聞きにウロウロ。女の生き方伝道師として新たな歩み始まる。
【番外編】
・次世代のモード編集者と語らう! 私たちの仕事と幸せって?
令和の編集者の働き方とは? 何を目指す?
若手編集者とAmyによる座談会を収録。
・対談を終えて…迷える後輩女性へ、これだけは伝えたい10のメッセージ
著者プロフィール
龍淵絵美 (たつぶちえみ) ファッション・ディレクター。モード誌のエディターとして出版社勤務を経てフリーランスに。2025年3月現在はブランド・ディレクション業でも活躍。15歳、12歳の女の子のママ。『VERY NaVY』にて「1970年代以降生まれの新・Beautiful Aging 50代のロールモデルがいない!?」を連載中。