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インターナショナル新書

ロシア革命史入門

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著者

著者:広瀬 隆

あらすじ・概要

20世紀最大の社会実験を新たな視点で読む!

帝政を打倒し、世界初の社会主義国家ソヴィエト連邦を樹立したロシア革命。
第一次世界大戦を終わらせ、農民や労働者を貧困から救い、生活環境を改善するという崇高な理想を掲げスタートした国家が、奇跡的な成功を収めた後、いかに当初の精神を失い、粛清の嵐が吹き荒れる独裁体制へと変貌を遂げていったのか。
1917年のロシア革命から100年を迎える2017年、人類最大の社会実験である社会主義革命の意味を、レーニン、トロツキー、スターリンなどの人間模様、石油利権に群がる政治家と財閥の姿を通しながら検証する。

目次より
第一章 “ロシア革命の父"レーニンはどこから現われたか
第二章 第一次世界大戦が開戦し、革命が勃発した!
第三章 十月革命とソヴィエト連邦の誕生への道
第四章 粛清の嵐と独裁者スターリンの登場
第五章 そして革命は続く……
第六章 バクー油田の権益と、フランスとの密約貿易

著者略歴
広瀬隆(ひろせ・たかし)
1943年、東京生まれ。作家。早稲田大学理工学部卒業。世界・日本における財閥の歴史、原発問題など幅広い分野で執筆を続ける。『日本近現代史入門』(集英社インターナショナル)、『アメリカの経済支配者たち』『資本主義崩壊の首謀者たち』(共に集英社新書)、『原子炉時限爆弾 大地震におびえる日本列島』(ダイヤモンド社)、『文明開化は長崎から』(上・下/集英社)など多くの著書がある。