書誌情報
集英社オレンジ文庫
脳研ラボ。 准教授と新米秘書のにぎやかな日々
著者
あらすじ・概要
学生時代の知人のツテで、S総合大学脳科学研究所(略して“脳研”)で秘書として働くことになった山影陽乃、27歳。担当の准教授・千条誠は端整な顔立ちと明晰な頭脳を持つエリート。だけど汚部屋の住人だった! 出勤初日、8年前のバスツアー旅程表をゴミで捨てると、突如奇声を発し…? 意思の疎通と服のセンスが独特な千条、秘書を警戒するポスドク・辻ナオ、チャラい院生・高柳圭――クセが強めの千条ラボの面々にかこまれて、新米秘書・陽乃の奮闘の日々が始まる!
1 記憶はいい加減なものである/2 ドキドキは都合よく解釈されるものである/3 幽霊は見たい人にだけ見えるものである/4 人の話は最後までしっかり聞くものである/5 直観は訓練した者にもたらされるものである