書誌情報

集英社新書

ニッポン巡礼

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あらすじ・概要

白洲正子の文筆に動かされた著者が、知る人ぞ知る「かくれ里」=隠された本物の場所を巡る。ひっそりとした寺社、山間の集落、海沿いの棚田、離島の原生林、城下町の白壁、断崖に囲まれた自然の入り江――。人が密集する著名な観光地ではない。SNSで話題を呼ぶスポットでもない。そんな場所にこそ、日本の魅力が隠されている。滞日50年を超える著者が、自らの足で回った全国津々浦々の「かくれ里」から厳選した10カ所を、こっそりと紹介する。

はじめに アレックス・カー
1 日吉大社、慈眼堂、石山寺(滋賀県)
2 羽後町田代、阿仁根子(秋田県)
3 能登半島(石川県)
4 八頭町、智頭町(鳥取県)
5 奄美大島(鹿児島県)
6 萩(山口県)
7 三井寺(滋賀県)
8 南会津(福島県)
9 青ヶ島(東京都)
10 三浦半島(神奈川県)
おわりに 清野由美