書誌情報

集英社新書

職業としてのシネマ

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著者

著:高野てるみ

あらすじ・概要

観るよりも働く方が人生楽しい!? 80年代以降、『テレーズ』『ギャルソン!』『ガーターベルトの夜』『サム・サフィ』『TOPLESS』『ミルクのお値段』『パリ猫ディノの夜』等の配給作品のヒットでミニシアター・ブームをつくりあげた立役者の一人である著者が、長きにわたって関わった配給、バイヤー、宣伝等の現場における豊富なエピソードを交え、仕事の難しさや面白さ、やりがいを伝える一冊。業界で働きたい人のための「映画業界入門書」である一方、ミニシアター・ブーム時代の舞台裏が余すところなく明かされており、映画愛好家にはたまらない必読書である。

まえがき
第1章 知られざる「配給」という仕事
第2章 配給プロデューサーは「バイヤー」でもある
第3章 配給に「宣伝」はなぜ必要か――1+1=2が不正解な仕事
第4章 「監督」は王様である
第5章 王様に逆らう「女優」と 媚びない「俳優」
第6章 パンデミック時代を迎えた「映画館」
あとがきにかえて――映画は決して、なくならない
参考文献