書誌情報
集英社文庫
士道太平記 義貞の旗
著者
あらすじ・概要
倒幕の機運が高まる鎌倉末期。新田義貞は、壱岐に流されていた後醍醐天皇方として挙兵し、大塔宮護良親王、楠木正成、足利尊氏らとともに、ついに鎌倉幕府を滅ぼした。しかし、天皇新政もつかの間、反旗を翻し始めた足利氏の追討のため、義貞は自らの義に従って出陣するが…。帝に忠節を尽くし続けた義貞。歴史の表舞台を駆け抜けた太平記の雄の劇的な生涯を描ききった安部版「太平記」第2弾。
第一章 京都大番役
第二章 上洛
第三章 世尊寺房子
第四章 大塔宮護良
第五章 旗挙げ
第六章 分倍河原
第七章 鎌倉攻略
第八章 論功行賞
第九章 帝の信任
第十章 箱根・竹下合戦
第十一章 京都争奪戦
第十二章 それぞれの心
第十三章 帝のゆくえ
第十四章 再起への道
第十五章 義を受け継ぐ者