書誌情報

集英社文庫

渋沢栄一 人間の礎

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著者

著:童門冬二

あらすじ・概要

「日本資本主義の父」、渋沢栄一。武蔵国血洗島村の農家に生まれた栄一は、明治維新政府で大蔵省の骨格を作り上げた後、実業界に移り、日本資本主義経済の偉大なる確立者、指導者となる。日本初の株式会社、日本初の銀行、第一国立銀行(現在のみずほ銀行)、東京商法会議所(現在の東京商工会議所)の設立など、その業績は枚挙にいとまがない。数々の業績を残して日本の資本主義を築いた渋沢栄一が、どのようにして偉人になりえたか、それを彼の前半生にさがして描き出す。

攘夷派からの大旋回
人間渋沢の誕生
動乱の京都で
西郷との暗闘
幕府倒壊
維新後の雌伏
貫き通した「論語とソロバンの一致」
あとがき