書誌情報

集英社文庫

花しぐれ 御薬園同心 水上草介

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

試し読み

著者

著:梶よう子

あらすじ・概要

未曽有の流行り病が広まる中、漢方蘭方融合の施術を快く思わない目付の鳥居耀蔵が送り込んだ役人により、水上草介は危機を迎えてしまう。薬草栽培、生薬精製を行う小石川御薬園同心としてつとめながら人を救い己も救われてきたことを思い、草介は決意を新たにするのだった。「ここは命を救う処であって、命を奪おうとする者はひとりもいません」と。時代の幕開けは近い。シリーズ大団円の全八篇!

葡萄は葡萄
獅子と牡丹
もやしもの
栗毛毬
接骨木
嫁と姑
猪苓と茯苓
花しぐれ