書誌情報
集英社文庫
いつかどこかで 子どもの詩ベスト147
著者
あらすじ・概要
「生まれたよ ぼく/やっとここにやってきた/まだ眼は開いてないけど/まだ耳も聞こえないけど/ぼくは知ってる──」(『子どもたちの遺言』所収「生まれたよ ぼく」より)。著者は瑞々しくも稀有な感性で、処女作から70年近く、現代詩をリードする世界的詩人。彼の全詩作品より、平易な中に深さとユーモアが溢れ、永遠の童心を感じる146の子どもの詩を厳選。新作1編を加えた貴重なベストセレクション。
新作詩
いつかどこかで
『あなたに』より 1960
顔
『落首九十九』より 1964
大人の時間
死
誰が……
生長
『日本語のおけいこ』より 1965
何故だかしらない
いつも誰かが
こもりうた
二冊の本
川
『谷川俊太郎詩集 日本の詩人17』より 1968
三月のうた
犬
石と光
風のマーチ
『うつむく青年』より 1971
おべんとうの歌
虹
『谷川俊太郎詩集 日本の詩集17』より 1972
未来 他