書誌情報

集英社文庫

徳川最後の将軍 慶喜の本心

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

試し読み

著者

著:植松三十里

あらすじ・概要

御三家水戸藩に生まれた徳川慶喜は、美男子で文武に秀でていた。一橋家養子となると、名君の資質を見込まれ次期将軍に推される。だが、出世欲がなく、黒船来航からの国難に対処して欲しいとの要望を初めは拒む。開国を迫る世界情勢を鑑み、諸外国から日本を護りたいとは思うが……。最後に将軍となり、最悪の評価を覚悟して最良を模索し続けた慶喜。溺れる国の未来を拓いた男の真意とは! 歴史小説。

一章 山城育ち
二章 蚊帳の外
三章 暗き座敷
四章 火消し組
五章 火中の栗
六章 騒擾の都へ
七章 事変たびたび
八章 天保山沖
九章 二条城と大坂城
十章 漆黒の海
十一章 江戸開城
十二章 シャンデリア