書誌情報

集英社文庫

明智小五郎事件簿 戦後編 2 「化人幻戯」「月と手袋」

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試し読み

著者

著:江戸川乱歩

あらすじ・概要

実業家の大河原の秘書となった武彦青年は、美貌の由美子夫人に恋心を抱く。彼女に翻弄される日々の中、次々と起こる変死事件に巻き込まれていき……(「化人幻戯」)。シナリオ・ライターの克彦は、高利貸しの重郎の妻・あけみと恋仲にあった。ある日、重郎を殺してしまった彼は、あけみとともに巧妙なトリックで捜査の手から逃れようとする(「月と手袋」)。名探偵・明智小五郎が関わった事件を発生順に並べた人気コレクションの戦後編第2弾! 耽美的なエロティシズムの漂うなかで明智が愛欲にまみれた犯人を追う!

化人幻戯
コラム「化人幻戯」から「月と手袋」まで
月と手袋
明智小五郎年代記 戦後編 II
解説――乱歩に包み込まれたい………綿矢りさ