書誌情報

集英社文庫

北の居酒屋の美人ママ ニッポンぶらり旅

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著者

著:太田和彦

あらすじ・概要

旅ゆけば先々に美酒と美女あり。晩秋の秋田でめんこい娘の酌に酔い、博多祇園山笠に沸く福岡では美女たちの豪快な飲みにタジタジ。人情あふれる女将とコタツの温もりにもてなされた八戸の旅。岡山「禁酒會館」ではしばし反省。小湊鐵道でのんびり向かった漁師町・勝浦。母の故郷・長崎で噛みしめる甘酸っぱい思い出。6都市の旅に番外編・奥多摩キャンプを収録した、好評酒場紀行シリーズ第4弾。

秋田(おらが秋田は美人の出どこ
かまくらに描かれた少女
すばらしき秋田の文化
秋田の秋は食の王国
秋田のバーをはしごする)
福岡(食都の「飲み」パワー
博多の飾り山笠に冬の光
荒津の浜の万葉歌
玄界灘の刺身は厚く
屋台から見上げた月
無法松のおでん屋で一杯)
八戸(北の町の飲み屋横丁
横丁の「いつでも夢を」
イサバのカッチャの朝ご飯
酒場横丁だけの町ではない
湊橋と八戸の女
せんべい汁は優しい
岡山(桃太郎と旧制六高生
瀬戸内のゲタは大きい
朝の路面電車に乗って
ふなめし、かきそば、鳥酢
お点前とおでん
海辺の忘れ貝)
勝浦(鉄道旅をやってみた
房総、小江戸の春
漁師町の朝市娘
海から帰った御神体
漁師町の春休み
潮騒と勝浦のひと)
長崎(母の故郷へ帰る
思案橋横丁の夜はふけて
海の貴婦人の総帆展帆
オランダ坂の石畳
センチメンタルな旅
喫茶店で聴いたチェロ
総鎮守・諏訪神社の柏手)
奥多摩(教え子とのキャンプ)
あとがき
本書に登場する店や場所