書誌情報

集英社文庫

『青鞜』の冒険 女が集まって雑誌をつくるということ

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著者

著:森まゆみ

あらすじ・概要

【第24回紫式部文学賞受賞作】「元始女性は太陽であった。」という平塚らいてうの創刊の辞が有名な、女性による女性のための雑誌『青鞜』。その創刊から休刊までを「雑誌編集」という独自の観点から描く。掲載作品から広告、デザインまでを紹介しつつ、雑誌刊行の高揚感や苦労をしのぶ。らいてう、伊藤野枝、尾竹紅吉、保持研ら刊行に携わった女性たちの等身大の姿を浮き彫りにする傑作評伝。

第一章 五人の若い女が集まって雑誌をつくること
第二章 いよいよ船出のとき
第三章 広告から見えてくる地域性
第四章 尾竹紅吉、あるいは後記の読み方
第五章 伊藤野枝の登場
第六章 『青鞜』の巣鴨時代
第七章 保持研の帰郷
第八章 『青鞜』の終焉
あとがき
関連年譜
関連人物の生没年